不調・痛み - 女性のためのコンディショニング
女性が社会で担う役割が大きくなっていくにつれ、知らず知らずのうちに体がストレスを感知し、ため込み、それがコリ・かたまりへとつながっていきます。
仕事や家事・育児・介護を担う女性の多くは、頭痛・肩こり・目の疲れ・腰痛・冷え・便秘・肌荒れ・乾燥・生理不順・イライラなどのプチトラブルを抱えています。
特に病院に行くほどでもないが、なんだか体が重だるい、元気がでない、気力がわかないのは体や心が出しているサインです。
固まってしまっている筋肉を和らげ、本来必要とするベースの筋出力をアップさせていきましょう!
体が重たい
カラダの硬さ(柔軟性の低下)や代謝の低下は『重さ』として体感されます。
関節周囲にある筋肉を緩め、出力を上げることで、代謝も促され、動きやすさを獲得できます。
カラダのベースを整えましょう。
また、食事からカラダを整えていくことも有効です。
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疲れがとれない
筋肉は硬くなり過ぎると、自分で緩むことができなくなります。
その状態でいくらカラダを休める体勢をとっても、疲れはぬけません。
寝ようとしているのにうまく眠れない、リラックスできないという状態は固まりすぎたサインです。
関節周囲にある筋肉をリリースすることが重要です。
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便秘・冷え
長時間のデスクワークなどで座りっぱなしの状態が続くと骨盤・股関節周囲の筋肉は固くなり、血流が滞ります。滞りが続くと、内臓を支える筋肉たちが固くなり、さらに血流が低下し、冷えが生じます。
また、この筋肉は、腹横筋・横隔膜と合わせて体の支えに重要な役割を果たす「インナーユニット」と呼ばれており、姿勢の悪さなどから腹横筋・横隔膜の活動が低下すると、腸の蠕動運動も低下してしまいます。
このように忙しい毎日に追われ、知らず知らずのうちに
血流滞り⇒凝る⇒冷え⇒インナーユニットの活動性低下と負のスパイラルに入ってしまいます
インナーユニットを鍛えることにより、腸の活動が活発になり『正のスパイラル」が生まれます。
凝り固まりをとり、腹部・骨盤・股関節周囲の筋肉をしっかり動かせるようにすることで、血流が改善し、冷えが解消され、腸が正常な活動を始めるサポートをします。
お薬でのケアだけでなく、カラダの土台を整えることは大切です。食事も大きな要素をになっているため、同時に調整してくことがおすすめです。
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肩こり・腰痛・頭痛
パソコン作業を中心としたデスクワーカーにとって腰痛・肩こり・頭痛・眼精疲労といった症状は大変大きな悩みの種かと思います。また、家事・育児・介護を担う女性にとって、これらの痛みはつきもので治らないとあきらめている方などもいらっしゃいます。
腰痛・肩こり・頭痛・眼精疲労これらの症状は、前後左右そして対角にある筋肉のアンバランスが原因となっていることが多くみられます。この筋肉のアンバランスによって、カラダが丸まり頭を前に突き出す姿勢や左右の肩や骨盤の高さに違いがみられる姿勢などカラダの歪みを強め、さらに筋肉のアンバランスを高めるという負のスパイラルに入ってしまい、腰痛・肩こり・頭痛・眼精疲労の症状を強めてしまいます。
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股関節の痛み
女性と男性では骨盤の形態が違います。また女性は妊娠時、出産後に骨盤周囲の靱帯が緩くなり、不安定で無理な負担がかかり痛みを生じやすくなります。加えて悪い姿勢や生活習慣の影響で骨盤周囲の筋肉・靱帯のバランスが崩れ腰や臀部に痛みを生じることがあります。
一方股関節においても女性は股関節のはまりが浅いことも多く、発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)や臼蓋形成不全といった状態になり将来的に変形性股関節症で股関節に痛みを生じることがあります。
このように女性は腰・股関節・臀部に痛みやトラブルを生じることが多く、慢性化することがあります。
また、女性に多い疾患の一つに変形性股関節症があります。
先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全など生まれつき股関節が不安定な方が多く、早ければ20代頃から股関節に違和感を感じはじめ、徐々に股関節の曲げにくさや体重をかけた際に痛みがでます。
変形性股関節症は関節表面の軟骨がすり減り、なめらかさを失い、更に股関節の隙間を狭くし、股関節に痛みや動きづらさを生じさせます。また関節の状態により痛みの部位や程度が変わり、歩きや日常生活がしづらくなります。
このような痛みやトラブルは周囲筋の硬さを和らげ、動きにくい股関節のサポートをするために過剰に頑張りすぎている筋肉の緊張を整え、必要な筋肉の出力(身体をささえるインナーユニットを活性化)を促すことで股関節への負担を軽減していきます。
日常生活での歩き方や座り方、動作などを変えていくことも有効です。
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膝・足の痛みやトラブル
女性には膝や足のトラブルを抱えている方が多くみられます。人は地球の重力に負けないで立つ、歩くという動作を行っています。カラダを保つことが苦手になると、重力にカラダが負けてしまい、膝が外側にたわみ膝の軟骨変性(軟骨のすり減り)による膝痛を生じたり、足を過剰に使うことでおこる外反母趾、足底腱膜炎、モートン氏病、巻爪などの足のトラブルを生じることがあります。
つまり、歩くためには地球の重力に負けないカラダづくりが重要であり、歩くときにカラダが左右上下に動揺するなどのロスを少なくし、綺麗に華麗に歩くことがトラブル解消には必要になります。
加えて、カラダの土台となる足裏の形状を修正し、足部からカラダのバランスを安定させ、痛みの軽減や綺麗で華麗な歩き方を獲得できるようにさせるのがインソールになります。
女性の靴はファッションによってヒールの高さ・色や靴のスタイルが変わります。
スニーカーやウォーキングシューズとは違いパンプスの形状は足指を覆っているだけであり、さらにヒールが高くなるとつま先への負担が高まるために、靴の形状の違いによって歩き方を自然に変えています。しかし、靴の変化にカラダが上手く対応できないと歩いている際に、踵がパカパカしてしまい靴ずれをおこしたり、足指の先が痛くなる、母趾の付け根が痛くなるなど様々なトラブルを生じ、さらには腰や膝が痛くなるなど全身症状も出てきてしまいます。よって、パンプスさらにはヒールの高さによって体重のかかる部分を変化させ、そして綺麗に華麗に歩くために必要な関節の動きを変化させる必要があります。
当施設では、理学療法士によるフィジカルコンディショニングによって足や膝の機能改善や全身調整、さらにはインソールを用いた足部や足部からのバランス調整により膝・足に負担をかけないようにコントロールすることや痛みなく好きなスタイルの靴を履き綺麗に華麗に歩きたいなど年齢、症状そしてご希望にあわせ適切に対応いたします。
- 歩いたり、立ち上がったりしたときに膝に痛みがある
- 歩いていると足の裏や親指の付け根が痛くなる
- 外反母趾といわれた
- 変形性膝関節症といわれた
このような方はぜひお試しください。
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更年期症状ケア
自分のカラダの中で起こっていることを知り、うまく付き合いましょう
女性は30代から徐々に卵巣機能が低下しはじめ、50歳前後で閉経を迎えます。その前後45~55歳を更年期といいます。更年期は卵巣機能が終わっていく過程のことをいい、次の年代に向けた準備期でもあります。卵巣機能の低下によって女性ホルモンの分泌が低下し、それを脳が何とか働かせようと卵巣を刺激するホルモンを分泌します。
このように脳が興奮状態となり、自律神経系も刺激してバランスがとりづらくなってきます。 体調がすぐれず、気分があがらないと、身体も重だるく感じ余計に動きにくさを感じます。
また、プレ更年期といい、ストレスや冷えで骨盤・股関節周囲筋が凝り固まり、卵巣の働きを低下させ、更年期様の症状がでることがあります。
自分の身体の中で起こっていることを知り、うまく付き合っていくことが大切です。
こんな方へ
- イライラする
- 落ち込みやすい
- 感情がコントロールできない
- ほてる
- 体温調整が難しい
- やる気が起こらず、面倒くさいと思う。
女性ホルモンの分泌を低下させない生活を
ストレスをためない、血行を良くする、食事で補足するというケアを行っていきます。
女性ホルモンが低下すると、中性脂肪の増加による動脈硬化や骨粗鬆症の危険性が高まります。
女性ホルモンの分泌を低下させない生活を送りましょう。
この点も踏まえ、年代に合わせた運動・食事をマンツーマンでしっかりとケアしていきます。