腸脛靱帯炎

症状

• ランニング中などに膝の外側に痛みを感じる
• 運動を止めると痛みはなくなるが、繰り返していると安静時にも痛みが生じる
• 膝の外側を押すと痛みがある

治療

• 運動量の制限
• アイシング
• 湿布、消炎鎮痛剤
• リハビリテーション

  解剖

  腸脛靱帯は大腿四頭筋の外側に位置し、大腿筋膜張筋、大臀筋に連結し、骨盤から膝下（ガーディー結節）までつながるとても長い靱帯です。
  骨盤・股関節・膝関節の動きに関連しています。
  膝関節の曲げ伸し時、膝外側にある大腿骨外側上顆という突出した部位を乗り越えるように前後に移動します。その時にこすれ合います。
  下肢の静的、動的アライメント、走行時の側方動揺や捻れのなどによって引き起こされます。

  コンディショニングとインソールについて

  • トータルコンディショニング（身体の痛みを取りたい方へのコンディショニング）
  • トータルコンディショニング（姿勢を正しくしたい方へのコンディショニング）
  • トータルコンディショニング（手術・怪我の前の身体を取り戻したい方へのコンディショニング）
  • スポーツコンディショニング
  • コンフォータブルインソール

  適宜アイシングや湿布などの管理と運動量の制限にて痛みをコントロールします。
  腸脛靱帯に関係する大腿筋膜張筋や大臀筋の柔軟性を改善します。
  また、大腿四頭筋（外側広筋）との滑走を改善します。
  動作時の安定性を保つため動的アライメントを調整します。
  走行時の安定性、推進性を改善するためインソールの作成を推奨致します。