生命力アップセミナー2018 第一回を開催しました!!
2018年05月31日(木)
先週末に生命力アップセミナー2018第1回を開催しました。
イントロダクションコースを受講いただいた方も含め、「治せるようになりたい」と強く思う皆様が集まってくださいました。
第1回目は、キネティックアクトの概念・評価・治療と第2回目のキネティックアクトのコンディショニングの実際 体幹編を少し含めて行いました。
本セミナーはキネティックアクトの概念である『カラダの仕組みを整える』を実際の治療に落とし込む理論として『PREDICT MOTION THEORY 動作予測理論』を提唱しており、この理論を実践していくに当たって、普段の単発講習では30分程度で簡単に話してしまうことが多い『重力とメカニカルストレス、アライメント、姿勢の関係』について金子がかなり時間をかけて実技を交えながらお話させていただきました。
理学療法士の最大の強みと言える『動きを治療する』ためには、どうやって動いているのかをしっかりと捉えることが重要なのですが、具体的にどうやっていくのか方法を細かく知る機会は少ないですよね。各自が経験の中で取得して…ということが多かったように思います。
ここをどう理解し、実際に評価できるようになるかで、原因の解釈や治療への展開が全く変わってくるのです。金子は動きを診ることを得意としており、そういった伝えにくいとされてきた動きの診方をわかりやすく伝えることにも長けております。
また、X線画像を理学療法にどう活用していくのかを小山が画像を用いて丁寧にお話させていただきました。画像は大切とわかっていても、実際にどう情報を読み取って活用していくのかはわかっていないことが多いと思います。本コースでは変形した関節を持つ方がどのような動きをするのか、治療を進めていってもどうしても動きが戻らない際に、骨・関節の状態を確認するとそちらに要因がある場合があり、そこからアプローチを変えていく一助になるなど普段の臨床につながる内容となっております。
このように得意分野の異なる講師がそれぞれの特性を活かして、『動きを治療する』ために必要な内容を深めてお話させていただくことはとても貴重ですし、弊社が自信を持ってお届けするセミナーとなっております。
最初はイメージがつきづらく、触り方もぎこちなかった受講生の方々が、セミナーが進む内に理解を深め、動かし方を実践していく中で、最後には触れ方も柔らかくなり、「こういう時はどうすれば?」と次にどうしたらいいかの疑問も自然と浮かんでくるようになっておりました。
そして今回お伝えした内容を次回までの2ヶ月の間に今回お伝えした内容を実施していただくようお願いしました。
これがコースのいいところですよね。
次にお会いできることで、やってみてどうだったか、どんな風に変化しているかも確認できるので、またそれに合わせた展開をプラスしていくことができます。
次回も濃い濃い内容を準備して、お待ちしております!!
生命力のある理学療法士を目指して一緒にがんばりましょう。
追伸:今期、金子の『ランニングを診るメソッド』のセミナーを企画中です。最小限の人数で、どうやってランナーを治療していくのか細かくお伝えする予定ですので、決まり次第情報発信させていただきます。
株式会社キネティックアクト
(コンディショニング事業:プライマリメディカルサポート)
TEL:03-5797-7536
Mail:info@kinetic-act.com
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